データスタジアムでは、株式会社TBSテレビが生中継した2016リオデジャネイロオリンピック バレーボール世界最終予選(男女)において株式会社コンセプトのトラッキング技術 Q4D Trackerを使用し、サーブとスパイクの球速のリアルタイム計測を行いました。
■株式会社コンセプトのQoncept 4D Trackerとは?
機械学習と独自の特徴量抽出アルゴリズムによって実現されるトラッキングシステムで、対象の学習サンプルを集めるだけでトラッキングを実現しています。また、バレーボールのサイズはカメラ画像中のサイズにしてわずか15-20pixelですが、このサイズにもかかわらず安定した検出が可能です。
今回はQ4D Trackerを応用し、特殊なハイスピードカメラを用いず標準的な放送用カメラのみの構成で、ボールの軌道と球速をわずかなディレイで計算し生放送中に球速表示を行いました。
この技術は今回のバレーボールだけでなく、陸上100mや卓球などの他の競技においてもすでに実用化されています。
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