ニュースリリース

当社開発AIを活用した日本テレビ系プロ野球中継「AIキャッチャー」企画が
映像情報メディア学会 技術振興賞を受賞

2021年04月22日 野球サービス

データスタジアム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:菅原均、以下「当社」)は、当社が開発した「失点抑止に最適な球種・コースを提示するAI」を活用した日本テレビ系プロ野球中継「AIキャッチャー」企画について、映像情報メディア学会にて日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:小杉善信、以下「日本テレビ」)と共同発表を行い、「技術振興賞 コンテンツ技術賞」を受賞いたしました。この賞は毎年、映像情報メディアに関する研究や開発等で著しい功績をあげた個人または団体に授与されるものです。


当社は、保有する膨大な1球単位のデータを機械学習に利用し、日本テレビ系プロ野球中継「DRAMATIC BASEBALL」にて、「最適な次の投球」を分析しCG表示する“AIキャッチャー”や、該当イニング内で得点が入る確率を提示する“AI得点予測”等をおこなうAI技術を開発しました。中継当日は画面上に情報を表示するためのオペレーションもおこない、企画を全面的にバックアップしました。


今回の企画が、新たな野球中継における番組表現の開拓をしたことや、生放送で活用できる“高速な処理”、各選手の特徴を加味した“分析手法”、AIキャッチャーが提示した球種・コースが実際の投球と一致した場合に、ポジティブな結果を生んだ確率が“9割を超えた実績”、さらには今後の番組演出への“応用性”等が高く評価されました。


当社はこれからもAI開発をはじめとした技術革新を推進し、新しいスポーツエンターテインメントの創造に努めて参ります。


【“AIキャッチャー”とは】

打者を抑えるのに最適な次の1球(球種・コース)を表示
過去16年間 約400万球のデータを学習

AIキャッチャーの主な学習データ
・過去の対戦結果
・今日の対戦結果
・投手の球種&コース別 投球割合・被打率
・打者の球種&コース別 打率・長打率
・現在のカウント・ランナー状況・イニング・点差

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