6/7（水）にＪリーグ公式ホームページで、当社が作成したテストデータが誤って本番環境に表示されるという事象が発生しました。
本事象により当該クラブのファン・サポーターの皆様、ならびに選手やクラブ関係者の皆様に不快な思いをさせてしまいましたことを深くお詫びすると共に、テストデータ作成の経緯と今後のテスト運用の改善について、以下の通りご報告いたします。

＜試合速報の配信テストとシナリオについて＞
試合速報の配信テストは、試合で起こり得る事象を想定し、お客様の本番環境での誤表示や不具合を事前に確認することを目的として実施されます。そういったテストに用いられるシナリオ内容は、さまざまな事象（勝敗、得点等）を盛り込み、テストごとに一定のルールに基づいて対戦カード（クラブ）を設定のうえ、無作為に選手を選定し作成しております。
当社といたしましては、これまでもテスト実施にあたり特定のクラブや選手を揶揄する意図でテストシナリオを作成したことはございません。

＜今回のテスト日程と誤表示されたテストシナリオについて＞
① テスト実施日　：2023年4月19日
② シナリオ作成日：2023年4月12日
　・対戦カード選定：天皇杯2回戦を想定したテストデータとして、既に対戦が決定しており且つマッチナンバーが最も若いカードであるツエーゲン金沢vs.ＦＣ町田ゼルビアを設定。また1回戦でＨｏｎｄａ ＦＣの出場が確定していたため、2回戦で対戦する鹿島アントラーズの試合を設定。
　・シナリオ内容：前年度と同様のテストシナリオ（試合結果、内容）をテンプレートとし、無作為に対象選手を選定のうえテストデータを作成。

＜今後のテスト運用について＞
今後実施するテストでは、万が一公開されてしまった際に備え、ポジション順や背番号順に選手を選定するなど、一定の規則性をもったルールを設けることといたします。